注文住宅記録④ - 初めての注文住宅展示場見学(下)

注文住宅記録④ - 初めての注文住宅展示場見学(下)

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こんにちは!風森です。

注文住宅の道を歩み始めてから早2年――注文住宅初心者から、自分の理想の「小さな城」を建てるまでの旅でした。このブログではその過程で得た経験や気づきを共有し、これから家づくりを考えている方々に少しでも役立つ情報をお届けできればと思います。

前回はミサワホーム住友林業での初見学について触れましたが、今回は大和ハウスとポラス(Polus)の体験についてお話しします。例えるなら、前回の見学は楽しい旅路だったのに対し、今回はジェットコースターのような浮き沈みのある体験でした。

ダイワハウス

大和ハウスには見学前から非常に期待を寄せていました。公式サイトや資料で製品構造やラインナップを事前に調べ、良い印象を持っていたのですが、展示場での体験は期待とは異なるものでした。

対応いただいたのは店長クラスと思われるベテラン営業の方でしたが、展示住宅の案内はなく、テーブルでの説明のみでした。

さらに、同社の強みについて自発的な説明がほとんどなく、こちらから質問しない限り深い話はありませんでした。私が用意していた資料についても簡単な返答に終始し、具体的な説明は得られませんでした。この時点で「この先の話を続けても得られるものは少ない」と判断し、早めに見学を切り上げました。

恐らく、まだ土地が決まっていない顧客である私の優先度は低かったのかもしれません。しかし、この体験により大和ハウスを候補から外すこととなりました。

ポラス(Polus)

ポラスも以前から気になっていた会社で、友人の家はデザインが素敵で価格も手頃でした。今回の担当者も高い役職の方で、展示住宅に入ると、デザインの工夫を丁寧に紹介してくれました。特に印象的だったのは以下のポイントです:

  • 木材加工技術:多くの工務店がポラスから木材を仕入れているらしいです。
  • 関東圏の密なアフターサービス:地元に多くの拠点があり、修理対応がスムーズ。
  • 土地情報の豊富さ:地元不動産会社との連携で、土地探しにも強み。

ただし、全体的な印象は可もなく不可もなく感じでした。構造や性能の面では他社と比べ特筆する部分はなく、冬場の断熱性も不安材料でした。また、担当者はローンや会社の特長に詳しかったものの、私の要望に沿った具体的な提案は見られませんでした。

見学を振り返って

注文住宅探しにおいて、営業担当選びはまさにパートナー探しのよう。相性が合わないとスムーズなコミュニケーションは難しく、理想の家づくりも遠のいてしまいます。 今回の見学で、家づくりの流れや各社の特徴、そして予算計画の重要性を知ることができた一方、自分の理想像がまだ明確でないことにも気づきました。夢を形にするためには、もっと学びと準備が必要だと感じます。

この後、トヨダホームの素晴らしい担当者や積水ハウスで出会った素敵な方々との出会いが私を支えてくれました。彼らとの対話を通じて、少しずつ自分の理想の「小さいなお城」が形作られていった気がします。

次回予告

見学後は新たな仕事が始まり、展示場巡りは一旦お休み。代わりにYouTubeや書籍から知識を深める日々が始まりました。次回は、どんな情報を得てどう活用しているのか、そして再び展示場に戻った際の経験をお話しします。

では、またお話しましょう!